Hitachi VRF heat recovery type high efficiency models released for Japan

This release is for Japan only.

 

2016年2月10日

日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社

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日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社(CEO:フランツ・サーウィンカ)は、ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI(フレックスマルチ)」冷暖切換型(高効率タイプ)を2016年4月からラインアップします。

 

本シリーズでは、低負荷運転時の運転効率を大幅に向上し、280型において、業界トップクラスの省エネ性能のAPF2015(*2)(6.3(*3))を達成しました。また、従来の17機種(140~1000型)に9機種(1060~1500型)を加えて全26機種とし、ラインアップの拡充を図っています。さらに、単体ユニットの容量を大きくすることにより、室外ユニットの設置スペースを400型の場合、約44%(*4)低減(当社現行機比)でき、設置面積の省スペース化が可能です。

 

なお、標準タイプ全24機種(8~54馬力相当)についても同時にラインアップします。

 

(*1)2016年2月10日現在。ビル用マルチエコアンにおける「てんかせ4方向」との組み合わせにおいて。

(*2)JIS B 8616:2015に基づく通年エネルギー消費効率。

(*3)APF2015の値はJIS B 8616:2015に基づく値。

(*4)現行機種RAS-AP400DG4との比較において。

 

■新製品の主な特長【「FLEXMULTI(フレックスマルチ)」冷暖切換型(高効率タイプ)】

 

1.業界トップクラスのAPF2015を達成(280型において)

2.全26機種(140~1500型)にラインアップを拡充

3.室外ユニットの設置スペースを約44%低減(400型において)

 

■型名およびラインアップ時期

 

※1 機種数は室外ユニットの組み合わせの数を示します。

 

■本製品に関する照会先

日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社[代表]

〒105-0022 東京都港区海岸一丁目16番1号(ニューピア竹芝サウスタワー)

電話 03-6721-5567

 

■ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI(フレックスマルチ)」冷暖切換型(高効率タイプ)の詳細説明

 

1.業界トップクラス(*1)のAPF2015(*2)を達成(280型において)

省エネ性を高めるための各種新技術を採用することにより低負荷運転時の運転効率を大幅に向上し、280型で業界トップクラスのAPF2015(6.3(*3))を達成しました。

 

(*1)2016年2月10日現在。ビル用マルチエコアンにおける「てんかせ4方向」との組み合わせにおいて

(*2)JIS B 8616:2015に基づく通年エネルギー消費効率。

(*3)APF2015の値はJIS B 8616:2015に基づく値。

 

<本シリーズに採用した新技術の例>

(1)熱交換器

 

低負荷運転時の効率を最適化するために2ファン構造を採用(高効率タイプ:224型以上)。この2ファン構造の効率を最大限に引き出すΣ形状の熱交換器により、省エネ化を図っています。 

 

(2)ロングベルマウス

多段拡大構造により風の流れをスムーズにし、ファン入力を大幅に低減しました。 さらに、ロングベルマウスの採用により漏れを抑制し、高効率化を実現しました。これにより、広い運転範囲で性能を向上させました。

 

 

  (3)圧縮機

圧縮機機構部への給油分配方式を改良することで給油量を最適化し、低速運転時の運転範囲を拡大しました。 さらに、高速回転域の効率を維持しつつ、低速運転時(低負荷運転時)の効率向上も図っています。

 
 

2.全26機種(140~1500型)にラインアップを拡充

高効率タイプは、現行の製品ラインアップである140~1000型の17機種に加えて、新たに1060~1500型の9機種をラインアップし、全26機種(140~1500型)としました。これにより、さらに多様な空調負荷への対応が可能になりました(表1)。

 

表1.フレックスマルチ(高効率タイプ)の製品ラインアップ

注) 「★」は2016年4月ラインアップの新製品、「☉」は現行の製品ラインアップを示す。 なお、標準タイプ全24機種(8~54馬力相当)についても同時にラインアップします。  

 

 

3.室外ユニットの設置スペースを約44%低減(400型において)

新型フレックスマルチ(高効率タイプ)は、単体ユニットあたりの容量を大きくし、室外ユニットを構成する組み合わせユニット数を減らしました。具体的には、400~500型は、2台のユニットから単体ユニットに、730~1000型は3台のユニットから2台のユニットに変更しています(図4)。これにより、400型の場合、室外ユニットの設置スペースを約44%低減(*4)しています。また、室外ユニットの組み合わせユニット数を減らしたことにより、接続時の工事工程も短縮できます(図5)。

(*4) 現行機種RAS-AP400DG4との比較において。

注) 表中のユニット図は各容量範囲の代表例を示す。

図4.フレックスマルチ(高効率タイプ)の組み合わせユニット数(現行機比)  

 

 

図5.フレックスマルチ(高効率タイプ)の設置面積・低減率(現行機比)  

 

 

 

■新製品の主な仕様

1.ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI(フレックスマルチ)」(高効率タイプ)の主な仕様

注)単体ユニットについて記載

 

2.ビル用マルチエアコン「FLEXMULTI(フレックスマルチ)」(標準タイプ)の主な仕様

注)単体ユニットについて記載

by Hitachi Cooling & Heating
10 Feb 2016

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